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藤田嗣治の作品の調査を記した本をいただいた。パリの日本館での修復、調査結果も含むものだ。藤田ファンのみならず、非常に興味深い文献だ。
フジタは希代の作家だ。このフジタによらず多くの作家はアトリエでさまざまな実験を試みるだろう。我々も様々な光学調査よろしく検査を繰り返す。先日、亡くなられた作家の方のアトリエに、美術館の学芸の方とお邪魔したおりに「具象」で有名なこの大家には珍しい抽象的な表現の作品を発見した。まぎれもなく同じ作家が描いた物のようだが、めずらしい。「やはり、いろいろ描いているんですね…」そんな会話を交わした。我々は、いろいろな調査結果に、ついつい先回りして結果を予想したくなる。しかし描き続ける作家には、必然的な表現の理由が必ずあるのではないか。作家には、そこにたどり着くまでに、いろいろな試行錯誤の中、さまざまな景色が現れるのだろう。事実を調査する我々もあれこれと想像を巡らし、ようやく素顔の作品をわかりかけたとき、まさに絵が自然に近づいて見えてくるのだろう。科学的な調査の結果やデータ、それは、作家の目指す景色への必然的な積み重ねによるものだったと、その時ようやく理解できるのかも!?しれない…。(Yoshin) ![]()
by tcstudio10
| 2010-03-23 12:34
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