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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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油彩画のコンディション観察講座 2 「怖い酸化」
ブログで、時折、洋画の状態の観察のコツをお伝えしています。コレクターの方々に取っては、ちょっと「怖い話」ですよね。お持ちの作品を一度ご自分でも確かめてみてください。わざわざ専門家に見せなくても、ある程度の予防や、対策の指針になります。洋画の状態からお伝えしていますが、版画や日本画、または額の状態等、順次お伝えできればと考えております。
まずは「洋画、油彩画」。そして支持体からです。支持体から絵具層やワニスに関する事など、ブログでお伝えできる範囲ですが進めていきたいです。支持体は絵を支えている部分。カンバスでいう、木枠や麻布、板絵でいう板の部分です。絵はその上に描かれていますから。ところが絵によっては支えているはずの布や板より絵具が分厚い作品もあります。絵具か、カンバスや板のどちらが支持体?か分からないようなケースもあります。
さて今日のケースは、酸化した麻布です。物質の酸化は免れません。仕方ないかもしれない。とくに絵は経年に寄って傷みます。写真の麻布は、50〜60年以上は経っているでしょう。指で簡単に破けるほどの強度になってしまいました。焦げ茶に変質した麻布です。さらにタックス、これは布を張り込んでいるクギですね、これも酸化して錆びています。錆びた物を放っておいていいはずがありません。やがて布地に影響を与え、布も破れてしまうかもしれません。酸化した麻布も、張りの緩みや木枠擦れなども招きます。このような症状を発見したら、まず要注意。(Yoshin)f0223981_10402668.jpg
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by tcstudio10 | 2010-03-29 10:41
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