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絵の支持体にはキャンバス、板、紙等いろいろあります。変った物では古くから金属等もあります。画面から観ていると、どの程度古い物か、なか分からない物もありますが、裏返してみるとギョットするほど傷んでいたり、酸化して褐色に変色していたりする光景が現れたりもします。でも時々、あれっと思うほど奇麗な裏側と出会うことだってあります。それは保管が良かったり、または、キャンバスなど裏打されていたりすると画面に比べて、小奇麗な麻布であったりします。裏打ち布も傷んでいると、分かりにくい物もありますね。古い作品だと、木枠の縁に紙のテープ等が張り巡らされていたりします。テープは縁を傷めないように養生する目的で貼られてもいますが、テープの存在が、裏打されている事を分かりにくくしている場合もあります。スタジオでも、古画の縁にテープが貼ってあり、それを剥がすと画面の縁から、作品が切り取られ、新しい布に貼付けられていたりする事例等、ありました。(写真は18世紀に描かれた作品の裏側です。縁から切り取られ、裏打されていました)これは近代絵画でも比較的良くあるケース。
ヨーロッパでは、油絵も紙もけっこう頻繁に裏打していたようですね。まあ、裏を観ると分かりますが、画面の美しさにばっかり注意が集中していると、ついつい裏側のコンディションを把握する事がおろそかになりますね。画面が気になる分、同じ時間をかけて絵の裏側もよく見て、それから縁、側面のマージンの部分も含めて観てみてくださいね!(Yoshin) ![]() ![]()
by tcstudio10
| 2010-04-05 08:00
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