明治時代より活躍した画壇の巨匠がいます。その方はアメリカでも有名な方なのですが、そのご遺族より貴重な作品をお預かりしてきました。すばらしい風景画。やはりそれなりの古画です。ふと裏返してみると、線で描いたような、糸を引くような絵具で何やら?描かれているみたい。でもよく見ると別の絵がこの作品に重ねてあったために、その生乾きの絵の具がキャンバスの裏に転写されたようです。でも木枠の桟の裏に付着しています。きっと木枠から外して保管されそのときに、重ねられて付着した様子。でもまた貼り直されました。どうりで木枠が合ってません。でもこの絵具の付き様、ちょっと面白い。あ〜写真じゃわかんないですね。すいやせん。(Isamu)