現在、戦時下の作品の調査を細々と継続していますが、その研究をやはり少しづつ応援してくださっている研究者の方から連絡があり、長谷川春子が1939年にハノイで描いたと思われる絵画を古本屋
で見つけられたそうで、1940年に日本軍が仏印進駐する直前の絵らしく画面には、安南風の建物のある風景画が描かれていたそうです。なんかいろんな戦中記とか書いていたようですね。面白そうです。しかし、まだまだ出てきそうですね。
私も浪人時代や学生時代は古本屋街に通いました。何でもかんでも買いたくなりました。時にはかなり高額な画集や美術書、洋書など手あたり次第に手に入れました。山のような古本は結局捨てられず、今も書庫に眠っています。今はそれが工房の財産になっています。(Yoshin)