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いろいろとお話ししてきました。それでは次に、設備や環境について、具体的にもう少し考察してみたいと思います。日本国内外、災害はいつ牙をむいてわれわれはもとより、文化財にも襲いかかるかわかりません。地震や火災、洪水などに対処する環境設備を整えることは必須です。免震装置の導入、消火設備の設置、地形や土地の洪水歴の確認などを行います。また事故が、空調や消火用スプリンクラーの故障、水道管の破裂などによって起こることもあります。災害時の関係者の行動プランを専門家とともに立てておくことが必要です。
最後に、人災に関して触れてみようと思います。不適切な取り扱いは、美術品に甚大な損傷を与えるということです。まずは、額装品などは、手袋を着用して取り扱います。特に、軸物と屏風は構造上、画面に全く何も接触させずに取り扱うことはできません。絵具の摩耗や剥落を防止するために、特に日本画には必ず東洋美術品の取り扱いに習熟した専門のスタッフが行なわなくてはなりません。さらに作品を搬送する必要がある場合は、美術品専門の業者に依頼します。これらを怠ると、美術品に大きな被害を与えてしまいかねません。......
by tcstudio10
| 2010-11-09 11:15
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