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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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油彩画のコンディション観察講座 29「剥落のいろいろ」
油絵の亀裂や浮上がりの話をしています。亀裂や剥落の原因はさまざまです。画面の酸化や老化によって現れる亀裂や、支持体の布地や、板の狂いなどによる機械的な動が原因で現れてくる亀裂、さらに絵具の塗り重ねの関係によって現れる乾燥亀裂などさまざま。剥落、つまり絵具のはがれも、よく観ると、絵具というよりニスに割れや剥がれが生じているものや、絵具の表面、上層の絵具だけが剥がれているもの、さらには下層からごっそり持っていかれちゃっているもの。下層からの絵具には、画地つまり地塗りが現れていたりします。その地塗りまでも剥落してしまっている物が写真に観られる症状。これにはさまざまな要因が関係しているかも。麻布のコンディションやサイジングの膠の状態、さらに絵具の塗り重ねや厚さ、重さなど。きっかけは、ちょっとした突傷だったりしても、絵の技法、状態によって、後に表れる現象は変ります。まずます、いろんなケースがありますね。しかし、大きな事故にあったわけでもなく、突然に絵具がごっそり剥がれてくるようなときは、その作品に特有の理由、技法や材料が関係してくることも、あるいは考慮しなければいけませんね。そんなときは、「その場所」だけでなく、そこかしこに、地雷みたいにその原因が潜んでいるかもしれませんよ〜。よくみましょう〜。(Yoshin)
油彩画のコンディション観察講座 29「剥落のいろいろ」_f0223981_10565139.jpg

by tcstudio10 | 2011-02-18 11:03
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