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![]() 「油絵が水につかった」「紙、版画が水びたし」などのお問合せです。作品は、たとえ「油絵」といってもそれぞれ性質が異なったものです。新しいもの古いもの、若いひと、ご年配の方々、強い人と弱い人みたいな。同じような対処をしたのに一方はよくなり、または、せっかく言われたとおりにしたのに。。。ということもあります。応急処置は、最初の対応がとても大切です。紙も油絵も、海水に浸かっていて良い訳がありません。取りあえずは水から出してください。額に入っていたら丁寧に出してもいいでしょう。そのあとは、あまりいじらないで、そっと水平に置いて陰干ししてください。急激に乾かしたり水分を抜くことで、さまざまな障害が表れる可能性があります。マニュアルのようなものがあっても、正確にそれが実行されるかは、その場では分かりません。最初の微妙な誤りが致命傷になる事も充分有り得ます。うまく処置が施されているかどうか、痛いとか気持ちいいとかね、もの言わぬ美術品は、それほどデリケートな物だからです。やりすぎず、取りあえずそっと「ありのまま」置いておき、なるべく早く専門家に見せる事。「物」が残ってさえいれば、我々の力は存分に発揮されるでしょう。修復室より ![]()
by tcstudio10
| 2011-04-22 11:39
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