最新の記事
カテゴリ
全体未分類 以前の記事
2020年 11月2020年 01月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 02月 2018年 09月 2018年 08月 2017年 08月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 06月 2016年 04月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
今年の文化財保存修復学会も無事に終了致しました。我々はポスターセッションにての展示。
戦時下に描かれた絵画(II) -「弾痕光華門外」- 画家たちの描いた激戦のモチーフを知る というのが今年のタイトル。なんか怖くないですか。ここ数年続けている戦争絵画の2回目です。戦時中の名も無い文化財をどのようにして戸籍を持っていただき、居場所を確保してさしあげたい?というのが今回の当初の目的でもありました。しかし戦争の資料は追えば追うほど恐ろしい。今回の展示は、作者不詳、また無名の作品に込められた、作家の思いや風景を発表してみました。(本当は無名じゃないんですがね。。。)前回ブログにアップした写真が主役。たまたま発見したある南京の城門風景の写真から、この絵に関して多くの事実が押し寄せるように現れました。「光華門」はまさに日中戦争の戦いの舞台。多くの画家が描いたこの「風景」に秘められた、事実を追いかけながら、丁寧に作品を観察したつもりです。しかしこの作品、激戦の舞台というには、どこか悲しさも漂っています。絵の中にはある秘密も隠れているようですね。。われわれ修復家は、絵の調査に始まり絵のなかに帰結する、ということをわすれずに。あまり守備範囲広げず。。さてこの絵を描いた作家はどんな想いでこの作品を描いたのでしょうか。。。作家の心を想像するといろいろな思いが湧き出てきます。今回の発表はとにかく絵が主役。それだけです。よろしかったら表紙の研究学会発表の項目にて、PDFでご覧いただければ幸いです。(Yoshin) ![]() ![]()
by tcstudio10
| 2011-06-07 23:59
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||