ところで、今回の毎日新聞に記事を書いてくださったのは、大阪毎日新聞社の佐々木泰造さんという編集委員の方です。今年の文化財保存修復学会でお会いしました。今回の新聞の記事を読むと分かりやすく、学会では私の分かりにくい説明も丁寧に聞いてくださり、まとめていただきました。しかしこの道の方々、ジャーナリストの方の調査力の凄さ、リサーチにさまざまなことを学びました。歴史的な出来ごとというものはタマネギの皮を剝くようにすこしづつ解くほぐしていくと面白いことが分かります。今回の学会での発表を直前、直後にいろいろなとこを発見しました。いろいろと調べると絵の中にさまざまなメッセージが隠れています。昭和の文化財です。次回の記事を乞うご期待。修復室より