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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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油彩画のコンディション観察講座 34「層間固着の脆弱化」
毎度おなじみの、コンディション講座。このブログにお立ち寄り頂いているコレクターのかたがたや美術ファンの方のために始めましたが、気まぐれな「講座」で恐縮しています。ここのところスタジオに運び込まれた作品のなかにはなかなか興味深い、また技法的にも面白いものいろいろありましたが、どのような作でもブログでご紹介できる訳でもなく、限られた資料のなかでご紹介することになっていおります。そこで今回はわりとおなじみの剥落、絵具の浮き上がりについて、みなさんと共に考えてたいです。今回の写真、絵具の剥落箇所から下層の絵具が見えています。絵具を何層にも重ねたり、あるいは、古いキャンバスを使ったり、剥落したときに下層の世界が垣間見えます。そのちょっとした顔色で絵の状態の手がかりにもなります。上層と露出した下層との質がちょっと異なっていたり、塗り重ねに時間差のようなものを感じたり。いろいろですね。作品の制作手順が、作品の症状に密接に関係したりすることもありますね。そのような場合、その作家のその時代の作品の症状が非常に似てきたり。いろいろと話しているときりがありませんが、亀裂や剥落には技法を解明する手がかりがたくさんあります。写真に観る剥落浮き上がりの症状は、あきらかに、絵具そうひの固着が弱くなっている感じですね絵の中にはこの場所のみならず、似たような症状が現れてきています。放っておくと症状も進みます。そうです、これらは進行性のある症状なのです。Yoshin
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by tcstudio10 | 2011-08-14 23:38
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