最近、ご無沙汰と言われるコンディション講座というか、油彩画の話。おもいっきり油絵の話したい今日この頃。近々、また光学調査の話でも仕様と思います。X線とか赤外とかですね。油絵の特質についてお話ししたいです。このブログでだしてみたいネタはたくさんありますが、やはり出せない物がほとんどです。問題のない作品や許可を頂いたもの以外はね、なかなか出せません。この写真はある明治の巨匠が描いたと言い伝えられる油彩画。誰の物でもいいのですが、上手にかいていますね。絵具のタッチもけっこうこってり。透明性、可塑性、盛り上げですね、これらは油絵の特質です。このような特質を工学的な方法で観察してみましょう。今度、弊社のカタログに使われているゲオルクバルトミュラーの作品を使ってみてみましょう。名付けて、Tokyo Conservation 光学調査入門!なんて。大げさですね〜。
Yoshin