Tokyo Conservation twitter Tokyo Conservation facebook Mail to Tokyo Conservation

絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
by tcstudio10
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新の記事
夏季休業のお知らせ
at 2018-08-03 16:18
保存箱のご案内
at 2018-08-02 14:16
明治時代に現れた天才・吉田博..
at 2017-08-14 20:00
夏期休業のお知らせ
at 2017-08-10 13:21
新年あけましておめでとうござ..
at 2017-01-06 17:13
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
2018年 08月
2017年 08月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 06月
2016年 04月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
ポロック展は。。。
休日、竹橋の近代美術館まで、子連れでジャクソンポロック展見に行きました。ポロックといえば塗料の缶をを片手にドロッピング、ポアリングなどで画面を巡り描いていく姿がすぐに頭をよぎる。何度となく試みたこれらの技法によって、単なる注ぎ、たらし込みのような方法とはいえないほど不思議な様相を呈している。今日はしっかり観ていこう、その技量と有様を。とばかりに画面を見入ると、またまた、さまざまな「コンディション」が見えてくる。ポアリングによってエナメル等の色材によって厚く盛られた線はやがて表面が乾燥し、ちりめん皺などの症状が現れてしまう。でもポロックの作品はそれがまた表情にもなっているようだ。また、1950年に描いた[Untitled]、無題と称した作品、これがまた「書」みたいでいいんですね。会場でも人気の作品でした。この作品はポロックの手によって修正が施されたようで、完成後、気に入らなかったであろう汚れか、または絵具によるタッチを白い色で消している。この白っぽい色材は、加筆した当時、紙の色とマッチしていたようですが経年により紙の灼けや酸化で紙が黄褐色に変色、絵具の色と合わなくなってしまったようです。修理屋としては、なんとか直したい印象。また、ポロック自身で作ったカンバスなのでしょうか、ホームメイドみたいな木枠でしょうか、若干、矩形が歪んでいた物もありましたね。でもそれがまたいい味です。私もアメリカで修業した時代に、たくさんアメリカのモダンアートの作家たちの木枠を観たり修復に携わったりしました。けっこう自分でカンバスを作った作家もいました。このポロック作品は裏を見たわけではなく、はっきりしたこと言えませんがね。。いろんな思いを巡らせて観覧した待ちに待った展覧会、展示の最後に交通事故死した彼の記事の載った新聞が印象的だった。Yoshin
f0223981_2254269.jpg
f0223981_22534834.jpg
[PR]
by tcstudio10 | 2012-03-27 22:58
<< 日本画のカビは。。。 丸木美術館へ >>