メールやお電話で良くお問合せを頂く昨今ですが、弊社のお問合せのなかで常に上位にランキングしている作品の症状に、カビに関するお問合せがあります。カビの発生は洋画や日本画に関わらず作品を台無しにしてしまいます。ここ数日、日本画のフォクシング、カビの発生による菌体の付着でしょうか、けっこうお問合せが続いています。写真は、最近修復の終わった事例。上が修復後、下が修復前。
日本画、和紙に描かれたもの色紙や軸、屏風やパネル仕立ての物も、やはり酷くなると構造を解体して表具をやり直すかたちになります。本紙の状態にして処置します。こうなるとたいへんです。やはり時にはしまってある作品、観てあげてください。
あっというまにカビにやられることもあります。しまった!という時はご連絡ください。弊社の日本画修復部隊が可能なかぎり解決します。うまく奇麗になる事を祈る〜!!
〜日本画修復セクションより
