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国立新美術館で開催の「具体」展に行きました。これだけ多くのまとまった具体の作品を東京でみられるのは珍しい。東京でも個々の作家、松谷武判さん、上前智祐さんなどは時折作品を拝見しました。お二人とも、現役でバリバリ制作しておられる事と思います。松谷さん上前さんの作品は大好きだ。上前さんはもう90才を超えておられるのではないか。つい数年前、何度かお会いした。作品もだが、その作品のための額縁までご自身で制作しておられる。細かい仕事だ。上前さんの作品を調査したことがあるが、はじめて観たときはちょっと驚いた。いったいぜんたいこの作品どうやって描いたのか。しかしよく観ると絵具のチューブを解体して、チューブと蓋が貼付けてある。その上に絵具が塗ってある。不思議な技法でした。一見しては簡単に分からない、そんな既存には無い特異な世界だった。(下の黄色い作品;これは展示はされてませんでしたが)その後数点拝見しました。点状に積み上げられた絵具には「描いている」という印象は無く、絵具を置いているといった感じでした。今回の展示で、具体の精神今までにないものを作れ!という吉原治良さんの精神が、絵具にも乗り移っているという印象。具体の色材は、油絵具、エナメルやワニス、ハウスペイントなどさまざまだ。経年によってかなり傷んでもいる作品も。保存修復的には、多彩な技法で描かれた分、多彩な症状も今後考えられるかもしれません。経年により少々汚れた作品もありましたね。ホコリは怖いですね。この貴重な作品群。おいそれと修復しないまでも清潔に保管するがことが大切ですね。Yoshin
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by tcstudio10
| 2012-09-06 14:46
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