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コンディション講座、最近はなかな掲載していません。毎日いろいろな症状見かけていますが、すべてはご紹介できないので、時々になっちゃいます。さて今回はベニア板つかった絵画の症状。ここ最近、たまたまスタジオには沢山の板絵が搬入されてきましたので。ベニアを支持体にという作家の方々もたくさんおられます。けっこう昔から有りますね、合板は。そういえば弊社では以前にベニアで描かれ、酷く傷んだ絵画の修復の方法を提案して学会でも発表したりしました。
写真でご紹介している作品は、ベニア板に直接描かれた油彩画です。描画する前にベニア板に直接白色の地塗りを塗り、それから描いています。このような作品は多いですが、板の酸化とともに地塗りも彩度が落ちてきます、絵具層だって少し暗く見えますね。また板が割れて来ても、絵具と密接であるがために修理もたいへんですね。またベニアはご存知のように数層の板が合わさって出来ていますね。その層間が剥がれて来たりすることもあるかもしれません。 一枚づつ層を剝がして修復する方法はとてもたいへん。そのような方法もありますが手間がかかります。簡単に使用できる反面、いろんなことも起きてくる可能性があります。だからといって使うのは止めましょうなんて野暮な事は言いません。 材料の選択は作家主導ですから。材質の劣化過程を知る事は大切だ。というだけのはなしです。 〜Yoshin ![]()
by tcstudio10
| 2013-01-18 14:09
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