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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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油絵の読み込み講座4:X線で観てみると。。。
黒田清輝の作品と伝えられる「アネモネ」という作品を観てきましたね。今回はX線画像を観て観ましょう。X線には絵画に照射した時に、いくつかの特質がありますが、ここでは作品の筆致を観てみましょう。ちょっとみると、白黒写真の用にも観えます。白く観えるのはどうやら絵の中で光が当たっている場所、特に一番白く観えるのは一番光を強くうけている場所だといえます。つまり白い絵具を沢山混ぜて厚塗りしています。むかって右方の窓から入る光が緩やかに画面の左の方では暗くなっている事が分かります。画面の表現は光に影響されていますね。印象派を学んだ黒田清輝と言われていますが、この絵では光の量に従って絵具の量を変えていく古典的、伝統的なものの表現も見て取れます。要するにこの絵には「印象派」という印象とともに古典的な絵具の表現も見て取れます。画面上方にはカンバスの損傷も確認できますよね。ざっくり説明してしまいましたが、X線や紫外線、赤外線など、さまざまな観察や考察が出来るものです。そして花を表現するタッチはわりと素早く描かれ、細やかに表現というよりは要領を得ながら一発で花びらを描いています。もっともっと観ているとさらにいろいろなものが観えてきます。。。Yoshin
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by tcstudio10 | 2013-07-11 15:19
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