埼玉県の東松山にある原爆の図丸木美術館へ、調査にてお伺いしました。
いつも心に響いてくるような重厚な展覧会を企画する丸木美術館。いま、また興味深い展示を開催していました。2月8日まで開催の木下晋展「生命の旅路」が開催中。鉛筆のデッサンで表現された作品で知られる素描の達人だ。10Hから10Bまでの鉛筆を駆使し、「最後の瞽女(ごぜ)」といわれた小林ハルや元ハンセン病患者の詩人・桜井哲夫など、過酷な運命を生きた人々の姿を綿密な線描で表現する画家・木下晋さん。大きな紙に描かれたその世界に立ち尽くし見入ってしまう。
油彩も沢山展示されていた。油彩とデッサン、何れにしてもリアルであり、独自の世界観で表現している。~ISAMU
原爆の図丸木美術館/2月8日まで開催の木下晋展「生命の旅路」