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ブログでも時折お話してきた北里研究所、また韮崎大村美術館館長の大村智先生。微生物などから得られる天然有機化合物に関するの探索研究を続け、これまでに類のない450種を超える新規化合物を発見したといわれ、アフリカの人々始め多くの人たちを救ってきた先生の研究が認められノーベル賞を受賞された。おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
大村先生は、著名な科学者でもあられるが、また美術家でもあられる。多くの美術コレクションを有し、弊社では、先生のコレクションの調査や修復などをさせていただいている。また、文化財保存修復学会では、先生のコレクションの中から作品も修復させていただき、大村先生と共同研究発表という形で学会に発表させていただいたこともありました。また、お世話になった今は亡き、荻太郎先生の遺作をめぐり大村先生が引き取られた作品のなかには、二枚重ねの名作(荻太郎作「踊り子小休憩」;荻先生が始めて新制作に出品された作品でした)が隠され、それも一大センセーション、美術館で発表するということもありました。大村先生は、常に作品や作家、作家の遺族にも寄り添って心を配られ、丁寧に美術品を収集されておられる。 さまざまなエピソードは大村先生の著作、「人生に美を添えて」にも描かれています。写真は、大村先生とご令嬢さま森田元子展レセプションにて/(韮崎大村美術館にて)。そして弊社で修復させていただいた作品が展示されています。そして、弊社室長と大村先生のツーショット。~スタッフTamaki
by tcstudio10
| 2015-10-06 11:20
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