Tokyo Conservation twitter Tokyo Conservation facebook Mail to Tokyo Conservation

絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
by tcstudio10
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
最新の記事
お問い合わせに関しまして〜調..
at 2018-09-04 17:09
八月後半のご対応
at 2018-08-22 15:51
夏季休業のお知らせ
at 2018-08-03 16:18
保存箱のご案内
at 2018-08-02 14:16
明治時代に現れた天才・吉田博..
at 2017-08-14 20:00
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
2018年 09月
2018年 08月
2017年 08月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 06月
2016年 04月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2010年 07月 ( 9 )   > この月の画像一覧
公園に残る遺産
家の前の通りを歩いていくと、小さな公園に出くわす。よく子どもと一緒に出かけるところだ。そこには遠いとおい歴史の面影を観ることができる。その昔、そこは丘の上、海を一面に見渡せるところだったようだ。公園内には貝塚の記録が残されている。昔の人の生活の痕跡。貝塚を調べると生活が見えてくるようだ。積層のなかには、海産物だけでなく、動物の骨や家の中のゴミ、壊れた石器などもあるらしい。黒い層は木炭、灰色の部分はまさに焼いた物質の残骸。それは絵具のクロスセクションのようですな。あーまたそんな物に見えてくる。病気だよな。いっときf0223981_948866.jpg、こどもの面倒も忘れ観察にふける私でした。。。。(?)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-25 23:59
森でひるね…
週末、仕事も終わらず、アトリエ〜スタジオ〜自宅を行ったり来たり。つかの間の休日を利用してやはり散歩。近所の森でほっと一息。風の響き、f0223981_9132624.jpg葉の音色のなかで、うとうととまどろみながらの昼寝。ちょとやすまりました。(Yoshin)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-19 09:14
カビ殺菌燻蒸大会開催!!
弊社スタジオのカビ燻蒸企画が月末に開催予定。今回もたくさんの美術品の方々に、ご参加いただいて釜の中に入って頂きます〜。そしてカビや害虫くんたちを殲滅!ということになります。何か変ですな。入釜後は、工房に来て頂き、しみ抜きやカビ洗浄をして差し上げます。そうです、エステみたい殺菌消毒美肌効果アリのフルコース!そうなんです勘違いしないでね。燻蒸してもカビは消えないのです〜!!!菌は死にますが、痕は残りますよ。カビ菌の死体の残骸ということです。それを取り除くのです。そのほうがいい。きれいになりますから。(TAMAKI)
f0223981_17221963.jpg

[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-16 17:23
油彩画のコンディション観察講座 19「ピンホール?穴あきのひみつ 」
作品の状態観察、絵具層の観察が続いています。今日は、画面にあいた穴の話。絵には時々穴のあいている物を見かけます。穴と申しましても大きな穴あきは問題ですね。これは事故等によるものでしょう。よく見かけるのが画面の周囲、四隅に小さな穴が空いています。これはなんでしょう。日常、絵を描いたり、また、画材店によく行く人などは分かるでしょうか。屋外で絵を描いて持って帰る時、別のカンバスと面合わせにして、画面に触れないようにするために、針のようなピンのついたものを四隅に留め、面合わせで組みます。すると生の絵具も、触れずに持って帰れます。そんな現場の道具です。あれ、なんて言いましたっけね。このような痕跡は消したくないですね。この穴があいている絵の画面というと、スピーディーに描いている作品だったり、また現場の空気、臨場感が伝わる作品だったり。こんな穴は修理しなくても?いいんです。(でも周囲の絵具がポロポロしてたら直しましょう;笑)(ISAMU)
f0223981_1038136.jpg

[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-14 22:30
当代フレーム
ある画商さんの作品を拝見、この方は茶の湯の心得のある方で、茶器から品のいい骨董、そして目の飛び出るような近代絵画など収集されている。加えてコンテンポラリーなものにも造詣が深い方でこれまたものすごいコレクションをお持ちだ。このあいだ、拝見した物の中に、重々しい額縁にはいった作品を発見。額も今の時代では、安くて軽いものが主流だ。おかねをかけなくてもかなりいいものは手に入る。お金よりセンスといったところ。でも人が造る場合はやはりコストはかかる。昔はヨーロッパでもどこでもハンドメイドは当たり前だ。その昔に造られたものはやはり重々しい。この写真の額は、手製の製品で、かなり重厚だ。ヘビーだが、紙の作品のために設えられたようだ。鉛筆の素描に結構、絵にあってる。今の時代の絵には合わない?ような気がするが、なぜだか100年ほど前の、古いデッサンにはぴったり。その時代、f0223981_17495669.jpgそのセンスを残す額縁という物は、大切な当代を物語る生き証人?なのかもしれない。(Yoshin)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-11 17:51
白い屏風
今日は表参道ヒルズで、開催の京都の七夕まつり 納涼、天の川の床「新作ゆかた・きものマーケット」におじゃました。出展作家の金子國義さんの屏風を拝見しに参りました。着物や浴衣の並ぶ会場には、白い麻紙に小気味よく描かれた、着物姿の人物が屏風の中に表現されていた。外国人にはえらく評判がいいと聞きました。雨の夕方でしたが、f0223981_21163870.jpg仕事も忘れ、絵画、浴衣と併せて楽しみました。(TAMAKI)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-09 21:19
国吉康雄の素描+フォクシング
昨日、お客様の所で出会った気になる素描。国吉康雄の作品でした。国吉さん、この方、日本人だけれど、日本人離れしたセンスの作家という印象ですね。1900年代初頭、アメリカに渡った国吉は、苦労して働きながらニューヨークで学び、やがて戦前戦後を通じてアメリカでも高く評価される作家になりました。サーカスや酒場の女性など多くの人物を描きましたが、国吉の描く風景もいい。戦中から戦後にかけて描いた荒涼とした風景画が沢山残っています。この素描は、旅の途中で描いたのではないかと言われています。いい味が出ていますね。鉛筆の調子が、やはり油彩にも通じているような印象。きっと現場で描いた風景画でしょうね。そんな緊張感みたいなもの感じます。でも、かなりフォクシングが現れています。放っておくと、たいへん。ぶつぶつがかなり気になってきますよ。お客さん脅かす訳ではないですがね。このような鉛筆素描は、しみ抜きも容易ではありませんが、今のうちにと修復することになりました。国吉素描いいです。昨日は良い出会いがありましたf0223981_10124778.jpg。(Isamu)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-08 10:13
フレームセクション
写真は、左が修理前、右が修理後の写真です。絵画保存修復事業部では、額の修復も、また新調のご注文等も良くいただきます。今回は、お依頼いただいた現地にて、額縁の修復処置をしました。洗浄や欠損の修復です。額の修理には、いろいろなケースがあります。不幸にして事後で損傷した額の修理、また経年による劣化、汚れ、f0223981_1655963.jpgf0223981_16545100.jpg欠損、壊れ、止めキレやらいろいろです。今回は比較的、軽い症状に対する処置でした。額も壊れたら取り替えず、修理してみる事をお勧めします。
(Isamu)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-05 16:57
油彩画のコンディション観察講座 18「浮上がる絵具 」
油彩画の絵具に観られる、さまざまな症状をご紹介しています。今回は、浮上がり。いろいろな亀裂の症状等の写真をアップしましたが、亀裂を放っておくと、割れた絵具の間から湿気や空気が入り込み、亀裂だけの症状にとどまらなくなります。気がついてみると、亀裂だった症状が絵具の浮上がりへと移行したりすることは良くあります。浮上がりは、絵の構造によって、現れ方異なります。そもそも油彩画は、絵具の層が積み重なって出来ている場合が多々あります。地塗り、絵具、グラッシ技法など、それぞれの痕跡は層となって残る。この重なりが、油彩画の重厚感や透明感を生み出したり。しかしこの層間での接着が弱まることが浮上がりの症状に拍車を掛けてしまう事もあります。
写真の浮上がりは、絵具の上層の剥離、浮上がりです。これを放っておくと次は…「剥落」へと移行します。この写真ではすでに剥落も起きてます。絵具がとれちゃう訳ですね。そうf0223981_10423620.jpgなると厄介ですよ。なるべく早い処置が作品への思いやりです。それには、常日頃、作品を良く見てあげるようにしましょう。観察眼を養う事!ですね。
(Yoshin)
[PR]
by tcstudio10 | 2010-07-02 10:44