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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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村山槐多展
今日は岡崎にある美術博物館に出張。修復させていただいた作品が展示される展覧会へ。村山槐多展だ。この作家21才の若さで逝った希代の作家だ。今は余りこういうタイプの作家はいないんだろうなあ。。。情熱と狂気の作家。言い過ぎかな。でも生きている間、激しく描いた情熱家でした。絵も凄いね。巧いとか、下手なんか通り越してますよ。村山 槐多(むらやま かいた)1896年9月15日 - 1919年2月20日、洋画家だ。詳しくは岡崎市美術博物館のHP見てください。展覧会はけっこう大規模に開催されていた。21年間の短い人生に描いた作品がいろいろ、私は最終の展示室にいくつか出ていた自画像が印象的だった。まさに自画像。この人となりがほとばしる、自身が現れていたようだった。展示を企画したのは学芸員の村松和明氏。自らも芸術家である氏のキューレーションはいつもひと味違う。選出する作品も評価も面白い。今週の日曜で終わりの展示です。是非ご覧あれ。帰りの新幹線ではいろいろ考えましたね。 槐多の人生や作品。彼の書いた詩も印象的。そうこの作家は詩人でもある。と、窓の外に奇麗な富士山が。〜ISAMU
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by tcstudio10 | 2012-01-26 22:55
活躍する空気清浄機
ここ数日、油彩画の洗浄作業に追われる毎日。水などを始めさまざまな溶剤を使用して洗浄にあたっています。しかし人体に有害なもの、またはっけっこうな匂いを放つ溶剤もあります。そんなときにいつも活躍する、光触媒!高性能空気清浄機がスタジオには常備されています。テーブルに乗るような小さい物から大きな物まで、活躍します。よく臭い匂いは強制排気して屋外に流しちゃったりしますね。でもそれをやると環境汚染につながります。うちは、この光触媒が大活躍。有害物質を分解します。もし興味のおありになる方は、弊社のHP観てくださいね。うちで販売もしています。修復室~Tamaki
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by tcstudio10 | 2012-01-25 11:43
油彩画のコンディション観察講座39「剥落問題」
スタジオに最近運ばれて来た油彩画。写真は、部分ですが、1メートルを超える結構大きな作品。ご覧のとおり絵具が剥がれていますね。絵具層のみならず、画地から剥落しています。剥落にもいろいろありますよね。絵具の表層のみの剥落や、このように根こそぎ落っこちてしまっているもの等、いろいろです。その剥落の程度によって作品の性質や、あるいは事故の状況を知る事が出来ます。観てるとこの場合、裏からの突傷か、または圧迫によるものかもしれません。こういったケースでは損傷も広範囲に及んでいる事があります。周囲に浮き上がり、亀裂など、これに起因した症状がないか影響があるかどうか観察しましょう。。。しかしこの剥落部分にどなたか、絵具の剥落片を付けて頂いた様子。でも絵具が裏がえし。その他、表と裏は合っていても位置が全然違っている絵具のかけらもありますよ。いい加減な事しちゃあいけませんですね〜。下手なパズルじゃないんですから!しかし、絵具のかけら無くされるよりいいのかなあ。小さな小さな剥落絵具のかけら、しかしこの剥落片が大きな研究のきっかけにもなり得ます。大切にしたいですよね。。。Yoshin
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by tcstudio10 | 2012-01-20 11:22
油彩画のコンディション観察講座38 「水難!?浮上がりの恐怖」
スタジオでは最近は昭和の名画が修復の対象となっております。紙の修復も忙しい最中ですが、年度末に向けて油彩画が急ピッチで進められています。いま処置しているのが昭和〜平成と活躍した大家の作家作品。酷く繪具が剥がれてしまっています。絵具の剥がれている周辺には亀裂、浮き上がりに囲まれています。絵具が剥落してしまうまでの過程にはいろいろとありますが、今、携わっている作品はどうやら水害にやられた物のようです。カンバスは水を含むと麻布の繊維が膨らみます。また、麻布に目止めとして用いられた膠の層も同じく膨らみます。よく雨の日に編み上げのブーツなんか履くと、ひもが解きにくくなったりしますよね。それに似ています。また乾燥したりすると今度は水分を放出して繊維が目減りしますね。このような変化を繰り返し、画地である地塗りも動き、それに連れて絵具の層も影響を受けざるを得ません。その結果、亀裂も発生し、やがて剥落へと至る。それだけじゃないですね。今回は割れて浮上がった繪具が、元の位置には戻らなくなっています。支持体の繊維もあまりにも縮んでしまっているからでしょう。また絵具も浮き上がりからかなり時間が経っているようです。その結果、どうしても浮上がった絵具が、浮き上がった絵具が、もとにあった場所にはハマらなく、納まらなくなっています。これはちょっと時間かかりますね。よくある事でもありますが。。。今回の震災も津波など多くの被害を被っています。一刻も早く処置してあげたいですよね。時間が経てばたつほど修復も難しくなることもあります。。。Yoshin
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by tcstudio10 | 2012-01-16 14:32
松山物語17/最終
さて松山では、作業もすべて終了し、空港へと立ちました。いろいろとお世話になり、ありがとうございました。松山空港にて最終便の飛行機で帰京します。空港へ到着すると、友人がお見送り。松山には数人の友人が住んでいます。その中の一人に、元美術館学芸員の方ですが、旦那様とお子さまを連れて、我々の見送りに来てくれました!旦那さまは、むかし路上でライブ演奏などしていた方で、ご夫婦で、空港構内でギター演奏等して頂きました、いきなりでびっくり。いいですね〜やっぱうまいね〜。
心に染み入る音色でした。。Shigeoより

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by tcstudio10 | 2012-01-13 11:04
愛媛松山出張物語16:修復の終了
短い滞在期間でしたが、愛媛県の松山市粟井小学校での作業は無事に終了致しました。毎日頂いていた給食も今日は最後。今日はパスタと米粉で作ったパンという物を頂きました。もちもちしておいしい。この日はけっこうなカロリーの給食でした。給食を頂いてからの午後の作業時間は短く感じました。あっという間に暗くなり、作業終了。2つの油彩画の修復は無事に終了しました。数日でこなすにはかなりハードな作業内容でもありました。アップした写真は修復終了後の作品。額も奇麗になりましたね。なかなか有意義な滞在でした。地方にはそれぞれその土地に関わりのある絵画や文化財、また出身作家が居られます。その人たちの作品は、地元に様々な形で残っています。それを丁寧に調べ、後世に伝えるという地道な作業を地元の方々と進める、また子供たちにもこのような企画に実際に関わらせる事で郷土作家や、美術品との距離感も変ってきます。言うほどに容易ではないこのような企画を立案したのが、粟井小学校校長の濱本昇先生でした。先生のお力を始め、実現にはPTAの方々をはじめ、関係者の方々のご協力により実現に至りました。濱本先生にはたいへんお世話になりました。また地元の美術館である、愛媛県美術館の学芸員の中山公子さんのもお力添えも頂き、実現した企画といえます。皆様には改めてお礼を申し上げる次第でございます。
修復室長より
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by tcstudio10 | 2012-01-12 14:13
裏から出て来た
スタジオでは現代美術から古典絵画までさまざまな作品の修復をおこなっています。今回は昭和の名品。ふとキャンバスを裏返すと紙が貼ってあります。おそるおそる剥がしてみると、なかからさまざまな記述やラベルが出てきました。作品の来歴を示すものです。老舗ギャラリーのラベルや、作家本人の記述までゴロゴロ出てくる。これは貴重な物ですね。大切に保管。裏打ちしたりする場合もありますね。とりあえず保管して頂きます。~Yoshin
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by tcstudio10 | 2012-01-11 14:26
松山出張物語15:鬼の補彩
さて、松山出張の物語。いよいよ最終日になりました。八木彩霞の「鯉」はようやく修復も終了。残るは「石鎚山」、しかし!この油彩画は数日でこなせるような症状ではありませんでした。ものすごい浮き上がり症状が、最終日ようやく収束。今日、ようやく補彩作業に突入。しかしすでに日が傾いてきちゃいました。「ちょっとヤバいね」そんな話しながらも余裕の室長。私と二人であっというまに?詰めの色補正に入ります。相変わらず手の早い修復室長!今日の夜の飛行機で帰らなくてはならない。いそげ〜。Shigeo
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by tcstudio10 | 2012-01-06 23:38
新年おめでとうございます
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
去年は大変な年でした。今年はより良い年にしたいですね。
本日よりTokyo Conservation修復工房は始動しております。実は昨日からスタジオで作業を始めました。
Tokyo Conservation 株式会社ディヴォート・絵画保存修復事業部 修復室 スタッフ一同より
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by tcstudio10 | 2012-01-06 11:30