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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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ポロック展は。。。
休日、竹橋の近代美術館まで、子連れでジャクソンポロック展見に行きました。ポロックといえば塗料の缶をを片手にドロッピング、ポアリングなどで画面を巡り描いていく姿がすぐに頭をよぎる。何度となく試みたこれらの技法によって、単なる注ぎ、たらし込みのような方法とはいえないほど不思議な様相を呈している。今日はしっかり観ていこう、その技量と有様を。とばかりに画面を見入ると、またまた、さまざまな「コンディション」が見えてくる。ポアリングによってエナメル等の色材によって厚く盛られた線はやがて表面が乾燥し、ちりめん皺などの症状が現れてしまう。でもポロックの作品はそれがまた表情にもなっているようだ。また、1950年に描いた[Untitled]、無題と称した作品、これがまた「書」みたいでいいんですね。会場でも人気の作品でした。この作品はポロックの手によって修正が施されたようで、完成後、気に入らなかったであろう汚れか、または絵具によるタッチを白い色で消している。この白っぽい色材は、加筆した当時、紙の色とマッチしていたようですが経年により紙の灼けや酸化で紙が黄褐色に変色、絵具の色と合わなくなってしまったようです。修理屋としては、なんとか直したい印象。また、ポロック自身で作ったカンバスなのでしょうか、ホームメイドみたいな木枠でしょうか、若干、矩形が歪んでいた物もありましたね。でもそれがまたいい味です。私もアメリカで修業した時代に、たくさんアメリカのモダンアートの作家たちの木枠を観たり修復に携わったりしました。けっこう自分でカンバスを作った作家もいました。このポロック作品は裏を見たわけではなく、はっきりしたこと言えませんがね。。いろんな思いを巡らせて観覧した待ちに待った展覧会、展示の最後に交通事故死した彼の記事の載った新聞が印象的だった。Yoshin
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by tcstudio10 | 2012-03-27 22:58
丸木美術館へ
今日は、小雨の降る中でしたが、埼玉の東松山にある原爆の図丸木美術館へ作品の調査にお伺いいたしました。いつお伺いしても独特の趣のある美術館。静かな林に囲まれた展示室ですね。入り口では位里さん、俊さん像がお出迎え。今日は俊さんが描いた、かわいらしい淡彩等の作品を拝見致しました。
我が国には、いわゆる西洋からきた水彩画とは趣の異なる墨を主体にして描いた墨彩画がある。和紙に描かれた墨彩画は日本人にはなじみが深い。滲みやタッチは極めて和風だ。丸木美術館には原爆の図だけでなく、さまざまな作品が飾られている。~Tamaki
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by tcstudio10 | 2012-03-23 17:40
ちょっと発見!フレーマー・アーティストの展示
今日は大森へ材料の買い出しに出かけた。大森はその昔、作家芸術家の住む街だった。いまもその面影を残している。文士村や芸術家のコミュニティもあったと聞く。その昔、あの三島由紀夫、また中西夏之のアトリエも。
そんな大森に由緒ある老舗の画材店がある。デコアート大森画荘だ。普通の画材屋さんなんですが、ここには凄腕のフレーマーがいる。ツルヤタダシさんだ。鶴谷さんは多くのアーティストの額装を手掛け、さまざまな作家に頼られる敏腕フレーマーだ。実は、私も時々お力添え頂いている。そんなツルヤさんの展覧会に出くわした。ちょっと面白い展示。フレーマーの展覧会って?「ツルヤタダシ・スマチョ展」。額装のプロが表現する、作品とその周囲を飾るマットや額との微妙な緊張感がテーマだ。観ればシンプルな展示に思わず見入ってしまう。枠、余白、作品との緊張した関係をテーマにしたミニマムな表現で展示。我々もいつも額と作品を鑑賞、また制作、修復する立場ですが、その緊張した関係を作品として対峙するのは面白い。ちょっと珍しい展示です。ひと味違う展覧会をぜひご覧あれ。3月16日〜20日まで。明日ぜひ。大森画荘(JR大森駅徒歩5分)~ ISAMUより
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by tcstudio10 | 2012-03-19 23:33
額装の弊害か
だんだん暖かくなる陽気です。スタジオは最近、見積りや調査、額装の依頼、修復作品の納品などでごった返しています。かなり忙しい。ブログ書くのが面倒になるくらい。最近いただいたお仕事で、ふるい額から油絵を外してくださいというものがありました。おそらく絵の作者が、絵具が乾く前に額に詰め込んでしまったものだと思います。絵の端っこの部分が額のかかりの部分にしっかり固着しています。これはたいへんです。へたに引っぱがすと絵が壊れます。慎重に取り外します。いろいろな仕事が来ますね。作家は、作品の完成後、せめて表面乾燥を確認し、絵具が固化、かたまる程度を良く見極めて額に入れなければなりませんね。今回は事なきを得、取り外しました。皆さんも額装にはくれぐれも気をつけましょうね。
〜ISAMU
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by tcstudio10 | 2012-03-19 13:52
博物館紀要の季節
忙しい年度末、今年も東京国立博物館の紀要が届きました。今年度も博物館のお仕事させて頂きました。博物館の収蔵品、古画の額装に関わる作業でした。うちのSeiさんの活躍による仕事です。彼女は額と油彩画修復の担当も兼ねています。イタリアの修復学校を卒業し、伊工房でも修行した、なかなかの才女?なのです。室長の秘蔵っ子ですね。自慢の女性スタッフ。美術館や博物館は毎年紀要を発刊しますね。その年度におこなわれた研究や作業を記録しています。
弊社のスタジオも毎年そのような紀要、レジメを発表したいのですが。なかなか大変です。お金もかかるしね。でも毎年、修復学会で発表しています。今年もこつこつと研究を進めています。こればかりは利益は度外視!で進めていますよ〜。今年は室長を筆頭にSeiさんと私が加わった題材。明治時代に活躍した超大物作家の技法研究のはじまりです。ご遺族と、美術館とも一緒にリサーチを進めています。戦後の未発表作品の研究になりますぞー。どうぞ、ご期待くださいね。Shigeo
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by tcstudio10 | 2012-03-15 17:07