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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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皆様へ、お問合せに関し
いつも弊社のホームページ、またこのブログを観て読んで頂いている皆様へ、心より感謝申し上げます。またときおりお問合せも頂戴致しており誠にありがとうございます。
弊社、Tokyo Conservationでは、様々な美術品に対応した修復をおこなっておりませが、現在は油彩画の修復、日本画の修復、額縁の修復や販売、また保存材料や保存周辺の商品の販売をさせて頂いております。また、いわゆる紙本の修復、版画などのしみ抜き等、現在は受け付けておりませんので、ご了承いただければ幸いでございます。

紙本、版画などのしみ抜きは、将来また再開する方向でございます。また写真に関する修復のお問い合わせも時折頂きますが、現在は対応しておりません。ご了承ください。
お役に立てずまことに申し訳ございませんが、今後ともご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

Tokyo Conservation
株式会社ディヴォート
修復室より
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by tcstudio10 | 2012-10-30 19:20
油彩画のコンディション観察講座41「褐色のワニス」
秋に入って、様々な作品の修復作業におわれています。今、私が手掛けているものには古い、概ね100年くらいでしょうか、その昔に描かれたと思われるフランスの風景画があります。なかなか良い作品。でもワニスが、かなり灼けてしまっています。黄化というより褐色化したという感じです。こうなると元々の絵具の色はかなりくすんで見えてしまいます。このようなケースでは、ニスの変色に加え、その上には塵埃、汚れもたっぷり付着している事が多々あります。汚いですね〜。でも、古いワニスが醸し出す良さも,それはそれであるかもしれない。そんなことも考えながら丁寧に除去します。ワニスを取るとやはり原画のみずみずしい色彩が現れます。修復で一番難しいのは洗浄だといってもいい。ワニス除去や、汚れの除去にしても少しでも多くの経験を踏んでいた方が安全に作業できます。絵は材料が同じように見えても絵の持っている性質は全く違うことがあります。ですから修復家になるには色々な作品に出会う必要がありますね。修復まえにおこなった光学調査やテストでも明らかに天然ワニスが乗っているということが分かっていても、ワニスの下には何があるか分からない。気をつけないといけません。洗浄が終われば、最後に新しいワニスを塗布します。Shigeo
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by tcstudio10 | 2012-10-30 14:46
修復の難しさ
スタジオには現在様々な作品が搬入され保管されています。今年は油彩画の修復作品が沢山。新しいものから比較的古い古画と言えるものまで様々。さまざまな美術館や、コレクターのお客様からの作品です。そのなかである高名な巨匠の作品があります。何カ所かだいぶ大きな剥落があり、絵具が欠損しています。人物画の大切な箇所が欠損している。このようなときは通常欠損箇所にパテ状の充填材を入れて高さを周囲の絵具の高さに合わせます。そして整形。そうしてから今度は補彩ということになります。この補彩にもさまざまな手法や倫理観もあり、いろいろな技術によって処置されます。今回は人物などが描かれた作品の人物の身体の一部が欠損。「まあ、大丈夫、うまくいくだろう」と始めた補彩。この巨匠の絵画の画格に傷を付けては行けない。デッサンには自身があると意気込んでも修復の倫理観のなかでこの大きな欠損部分を処置していかなければならない。たとえ数ミリの線一本でも緩んだ補彩は絵に影響するのだ。ある自然観のなかで作品に同化して再現また「補彩」しなければならない。たとえ小さなスポットでも。この数ミリを処置する小さな小さな作業はしばしば直す人の技術や造形感、倫理観、第六感といった修復の技量が集約したものでもあるのだ。この修復ではほんとうに修復の困難さをあらためて思い出した。
(写真は当該作品のものではないです〜イメージ写真です)



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by tcstudio10 | 2012-10-22 16:59
現場の修復/岡崎市
岡崎市の美術館に滞在。昭和〜平成と活躍した画家、荻太郎画伯の作品の修復をおこなった。大きな作品で、また移送も危険な状態である事から現場での処置ということに。荻先生といえば、愛、生と死、生命を題材に様々な作品を具象で表現した巨匠だ。この(歴史)と題した作品は実は損傷があるという事から美術館の収蔵庫で拝見した。いわゆる具象で知られる荻先生の作品だが、これは、少々違う。日本画の顔料など積極的に取り入れたさまざまな技法を取り入れた多彩な抽象的な質感だ。修復処置は二日間で終了、荻先生の作品は奇麗な作品に生まれ変わった。
いつも美術館にお邪魔するときは作品の調査や今回のような修復。観光でもないので、美術館の周囲の環境はあまり目に入らない。今回は、二日目の朝早く起きて公園の裾野に建つこの美術館の周囲を散策。鯉の泳ぐ池や小高い丘に囲まれた美しい景観を少しの時間味わった。ISAMU
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by tcstudio10 | 2012-10-15 10:17
岡崎へ出張
明日明後日と、岡崎にある美術館へ作品の納品にお伺いし、さらにこの出張で作品の修復もしてまいります。スタッフは室長と主任含め三名。手早く2日間での作業となります。大きな油絵の修復です。修復室スタッフより
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by tcstudio10 | 2012-10-09 00:00