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絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
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学会の発表内容はホームページからご覧頂けます
東北大学では、やはりさまざまな発表を観ることができたようです。
今回は、発表者は室長のみ参加。もう一人の発表者は足を悪くしてコンディションを崩し棄権。急遽、別のスタッフが参加。このスタッフは時に修復作業の他、工房の広報も担当している。彼は、亡くなったお祖父さんが東北大学のご出身だとか。法学部だったというお祖父さんの学んだ学舎は新しくなっていましたが、周辺を散策していました。
発表内容をご覧頂けるようになっています。興味のある方はご覧頂ければと存じます。今年で5回目となった「戦時下のシリーズ」と、明治期に生まれ、欧州で学び、テンペラで描いた奔放な作家の使用した多様な支持体に着目し、まとめたものです。修復室より
発表内容:http://www.tokyoconservation.com/research.html
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by tcstudio10 | 2013-07-23 13:48
第35回文化財保存修復学会無事に終わる
昨日、無事に仙台は東北大学での文化財保存修復学会が終わりました。東北大学、いい環境ですね。今更ながら学生時代を思い出します。うらやましいですね自然環境に恵まれて。いつもばたばたしながら会場へ向かいあっという間に終わってしまう発表ですが、今年もなんだか慌ただしい発表でした。今年は寺崎武男画伯という明治生まれでヨーロッパで技法を学びテンペラやフレスコを我が国に持ち帰った技法材料に深く関わる作家の作品に使われた支持体をテーマに、もう一つは同画家の第二次大戦中に描いた戦争に関わる作品に関して発表しました。会場にいると若い方々に次々と訪問して頂きました。また新聞社の取材もあり、盛況のうちに終了いたしました。その後は東京でまた仕事の準備もあり、脱兎のごとく帰京したTCスタッフでした。このたびお出でいただいた方々にお礼申しあげます。ありがとうございました。帰りの新幹線の中から見えたのは、震災によって建てられた仮設住宅でした。東北への支援や美術品の修復もこれからが本番ということも感じた旅でした。
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by tcstudio10 | 2013-07-22 15:29
第35回文化財保存修復学会は
今週末は、仙台の東北大学にて文化財保存修復学会が開催されます。弊社の工房も例年通り小さな研究の発表を致します。今年は明治期に生まれた寺崎武男という画家にスポットをあて、材料や技法に付いての研究発表をおこないます。またこの寺崎画伯の描いた戦争に関わる作品も確認され、その作品についての研究発表も同時におこないます。この作家は、東京美術学校卒業後、イタリアやスペインに長く滞在して学びました。そして当時は我が国では珍しいテンペラ画やフレスコ画などの技法を我が国に持ち帰った作家でもあります。学会ではさまざまな支持体をテーマに、パネルでの展示に参加を致します。また、もう一つの発表では、「戦時下に描かれた絵画」の4回目として発表します。この戦時下の作品研究もすっかり弊社の研究テーマの一つになっています。今回は寺崎画伯の描いた、アリューシャン列島にあるアッツ島にまつわる先の凄惨な戦いをテーマにしたものです。また大戦の明暗を別けたといわれるミッドウェー海戦に関わる作品も描いています。両テーマは寺崎画伯のみならず、仮貸与の形で東京の国立近代美術館に収蔵されている戦争絵画の中にも存在しています。発表ではそれらの作品も提示しながら寺崎画伯の作品を考察します。たいへん興味深い画家であったという事がこの発表でお分かりいただけると思っています。また我が国でのテンペラ画のルーツを探る手がかりにもなりそうです。。。Yoshin
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by tcstudio10 | 2013-07-18 15:57
油絵の読み込み講座4:X線で観てみると。。。
黒田清輝の作品と伝えられる「アネモネ」という作品を観てきましたね。今回はX線画像を観て観ましょう。X線には絵画に照射した時に、いくつかの特質がありますが、ここでは作品の筆致を観てみましょう。ちょっとみると、白黒写真の用にも観えます。白く観えるのはどうやら絵の中で光が当たっている場所、特に一番白く観えるのは一番光を強くうけている場所だといえます。つまり白い絵具を沢山混ぜて厚塗りしています。むかって右方の窓から入る光が緩やかに画面の左の方では暗くなっている事が分かります。画面の表現は光に影響されていますね。印象派を学んだ黒田清輝と言われていますが、この絵では光の量に従って絵具の量を変えていく古典的、伝統的なものの表現も見て取れます。要するにこの絵には「印象派」という印象とともに古典的な絵具の表現も見て取れます。画面上方にはカンバスの損傷も確認できますよね。ざっくり説明してしまいましたが、X線や紫外線、赤外線など、さまざまな観察や考察が出来るものです。そして花を表現するタッチはわりと素早く描かれ、細やかに表現というよりは要領を得ながら一発で花びらを描いています。もっともっと観ているとさらにいろいろなものが観えてきます。。。Yoshin
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by tcstudio10 | 2013-07-11 15:19
早稲田大学にて、今日まで
今日までの展示になってしまいますが、早稲田大学會津八一記念博物館で今日まで開催されている花岡萬舟展に行ってきました。花岡萬舟1895〜1945年の戦争絵画は、同博物館に58点収蔵されているそうで二回にわたる企画展で多くの戦争期録画を展覧。花岡画伯は大戦中、国威高揚をというような戦争画を描いた画家だ。岡山に生まれ、山元春挙に日本画を学んだ後に、油画の技法も習得。中国各地の戦場に足を運び、戦争画制作を開始。広島の原爆の犠牲となり、敗戦前に死去したという。
この今回の展示に、Tokyo Conservationで修復し、学会などに発表した「弾痕光華門外」と良く似た作品が展示されていた。昨日、栃木県立美術館の学芸員の方から、同展の展示作品に「弾痕光華門外」と良く似た作品があるとご連絡を頂き、早速観て来たという次第。いや〜たぶん間違いないようです。花岡萬舟画伯の作品ではないでしょうか。。?でも「弾痕光華門外」は国威高揚という感じではなかったけれど。そう、画家はいろいろな感性で表現しているという事ではないだろうか。今の時点では、生々しい感想を抱いています。Yoshin
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by tcstudio10 | 2013-07-06 15:51
生物劣化の季節
だんだん暑くなってきましたね。なんか梅雨にしては緩い感じですが、夏前はいつもカビに関するお問い合わせや、虫害に関する問題も目に見えて現れる季節です。虫やカビ、菌類は一年中私たちの生活とともにあるのですね。でも目立ってくるのが今の季節。工房では時々小さなちいさな勉強会をしています。今日も夕方は、Shigeoさん中心にミニゼミ開催だ。虫害に関する文献や、その道の先生にも助けていただきながら学びます。被害にあってから初めて分かることもあります。我々も、起きてしまった事に対する処置だけでなく、予防的な処置も考えながらご紹介したいですよね。みなさんも、お持ちの美術品よく見てきてください。何かが起きる前に見つけ出す事、保存修復の基本です。虫害は出来るだけ早めに見つけましょう。Isamu
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by tcstudio10 | 2013-07-04 22:40