Tokyo Conservation twitter Tokyo Conservation facebook Mail to Tokyo Conservation

絵画の修復工房から発信するスタッフブログ
by tcstudio10
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新の記事
お問い合わせに関しまして〜調..
at 2018-09-04 17:09
八月後半のご対応
at 2018-08-22 15:51
夏季休業のお知らせ
at 2018-08-03 16:18
保存箱のご案内
at 2018-08-02 14:16
明治時代に現れた天才・吉田博..
at 2017-08-14 20:00
カテゴリ
全体
未分類
以前の記事
2018年 09月
2018年 08月
2017年 08月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 06月
2016年 04月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
<   2015年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧
ロンドン(4)モネのタッチ
さて、ロンドンのナショナルギャラリーには伝統的な古典絵画もあればモダンアートや印象派などもある。あちこちの美術館で観る事のできる印象派だがここのモネもすばらしい。間近で観る大きなモネの作品はその画面、テクスチャーに魅かれてしまう。その立体的なタッチは画面の平面性を強調した筆致だ。
画面全体を覆う厚塗りなタッチに釘付け。この時代以降に現れ始める、いわゆる抽象表現や平面構成にも多いに影響を与えただろう。深いモネに、ついつい絵を斜めから観察する不思議な鑑賞スタイルになってしまう。。
f0223981_22493581.jpg
f0223981_22492654.jpg

by tcstudio10 | 2015-09-30 22:50
ロンドン(3)ナショナルギャラリーと明治期肖像画の鬼才、原撫松
ロンドンのナショナルギャラリーといえば、思い出すのが我が国明治期の作家、原撫松(はらぶしょう)だ。彼は明治時代、特に東京美術学校で絵を学んだ優等生でもなく、外来の作家から技法を伝授されたわけでもない岡山出身の武家に生まれた画家だった。侍の親には画家志望を反対されながらも京都府画学校卒業後、国内では肖像画家として活躍したが、その肖像画は財閥や企業に所蔵されたせいか数多く残ってはいない。数少ない肖像画は芸大や東博に数点は保存されている。当時、彼は日本にいたところで、これ以上西洋画は学ぶことができない!と、一念発起し、単身渡英しナショナルギャラリーでレンブラント、ルーベンスなどの模写に明け暮れた。その鬼気迫る模写は地元の新聞や評論家を唸らせたという。ついに会得したレンブラント流の絵画技法は、当代の我が国において、類い稀なものだったと言える。国内の画家たちや、美術団体とは、およそ交わらず夢に見たレンブラントをひたすら目指し、命をかけて渡英した原の生きざまは、その画業にも勝り感銘を受けたものだ。
帰国後の彼は燃え尽きたように、英国での名作を残し、わずか数年で亡くなってしまう。
研究室時代に原の作品を修復し、研究した私には、ナショナルギャラリーは、此処に立ち模写を繰り返した原の姿を思い起こさずにはいられない。写真は原によるモンタギュ婦人像。まさにレンブラント調!です。
f0223981_22154243.jpg

by tcstudio10 | 2015-09-29 22:28
ロンドン(2) ナショナルギャラリーへ
ロンドン、まずはナショナルギャラリーへ。ここからの出版物は芸大の研究室時代に「ART IN THE MAKING」はじめ、たくさんの出版物、文献にお世話になりました。私にとってのレンブラントの研究などでは多くの恩恵を受けた思いで深い美術館。今回はレンブラントがほとんど展示されていませんでしたが、お目当てのテツィアーノもじっくり観てきました。
たくさん名画が展示されていましたが、どれもこれも美しく修復されている。ん〜ちょっとやりすぎというくらい?美しい。しかしロンドンの修復は驚くほど上手だ。展覧会とはマサに修復展といてもいいものなのだ。そのつもりで見ると様々な修復技術を見ることができる。。。
f0223981_1534033.jpg
f0223981_15331188.jpg

by tcstudio10 | 2015-09-26 15:34
ロンドンへ(1)
だいぶ久しぶりのブログ更新。スタッフもすっかり書かなくなってしまったけれど、またそろそろ始めたいですね~。
今回は、観光でもなくちょっと用務あり、ロンドンに赴きました。ロンドンには私も所属するIICの本部もあり、また様々な研究期間もあります。以前から訪ねてみたかった美術館を訪ねて回りました。ブログでは気楽に廻ったロンドンの風景を幾つか紹介させていただきます。~Yoshin
f0223981_19213063.jpg

by tcstudio10 | 2015-09-25 19:23