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ブログでは、絵画の支持体についていろいろと話しています。今回は木製の板についてちょっとアドヴァイス。板絵の反りや歪みは、たまにあります。皆さんも経験があるあると思います。長い時間に大きく狂った、反り上がった板は修正も難しい。板を樹から切り出す際の場所に寄って狂いやすい所と狂いが来にくい場所等ありますね。また、一般的には環境、温度や湿度も大きく関係してきます。「板絵が反ってしまいまして…」と時々お問い合わせもいただきます。その対処にはいろいろありますが、簡単ではありません。あっという間に反ってしまう事もあり、また、あっという間に狂いがもとに戻ってくる事もあります。とりあえず、新しく購入した作品等がみるみる反ってしまった場合は、あわてずに、おちついて様子を観る事も大切です。温度湿度の度変動の少ない部屋を用意してちょっと「様子をみる」ということもかなりの秘訣。本格的な対処には、修復工房にご相談ください。
*板の反りに関わらず、事故や急激な作品の変化には、ついつい何かをしてしまいそうになりますね。その初期の対応が、その後の修復の出来映えさえも大きく左右してしまうこともありますから、くれぐれも手は下さず、工房へお持ちください。(Isamu) ![]() #
by tcstudio10
| 2010-04-06 14:26
絵の支持体にはキャンバス、板、紙等いろいろあります。変った物では古くから金属等もあります。画面から観ていると、どの程度古い物か、なか分からない物もありますが、裏返してみるとギョットするほど傷んでいたり、酸化して褐色に変色していたりする光景が現れたりもします。でも時々、あれっと思うほど奇麗な裏側と出会うことだってあります。それは保管が良かったり、または、キャンバスなど裏打されていたりすると画面に比べて、小奇麗な麻布であったりします。裏打ち布も傷んでいると、分かりにくい物もありますね。古い作品だと、木枠の縁に紙のテープ等が張り巡らされていたりします。テープは縁を傷めないように養生する目的で貼られてもいますが、テープの存在が、裏打されている事を分かりにくくしている場合もあります。スタジオでも、古画の縁にテープが貼ってあり、それを剥がすと画面の縁から、作品が切り取られ、新しい布に貼付けられていたりする事例等、ありました。(写真は18世紀に描かれた作品の裏側です。縁から切り取られ、裏打されていました)これは近代絵画でも比較的良くあるケース。
ヨーロッパでは、油絵も紙もけっこう頻繁に裏打していたようですね。まあ、裏を観ると分かりますが、画面の美しさにばっかり注意が集中していると、ついつい裏側のコンディションを把握する事がおろそかになりますね。画面が気になる分、同じ時間をかけて絵の裏側もよく見て、それから縁、側面のマージンの部分も含めて観てみてくださいね!(Yoshin) ![]() ![]() #
by tcstudio10
| 2010-04-05 08:00
この数年真冬には、すっかり行かなくなりましたが、久しぶりに海に行きました。。冬眠から覚めた小太りのオヤジ三人で、朝早くから車に乗り、くだらない話しをしながら、お決まり牛丼を早朝から、ガッチリ食べ海に向けて走ります。今日の波は、スネ、セットモモという、スモールコンディションでしたが、冷たい海に3時間入り、物足りないながらも、久しぶりの海を楽しみました。(Sigeo)
![]() #
by tcstudio10
| 2010-03-31 06:00
週末にやっと、つけ麺を食べにいきました。カウンターに座りましたが、
いざ写真を撮ろうとしましたが、ちょっと恥ずかしかったです。 いきなりストロボが光り、響きわたるシャッター音で、ちょっと 微妙な感じの雰囲気。慌て撮ったので、スープの中にたまごや具が沈んでしまいました。 いつもこってりラーメンを好んで食べていますが、あっさり味のこのつけ麺は なかなかいいです。幼いころからいろいろな種類のラーメン食べていますが、 行き着く所はやはり八王子ラーメン。刻みタマネギ、表面の油、また醤油ベースという のがお約束なのです。(写真は、こってりつけそば大盛り750円) 詳しくは、八王子八麺会までアクセスしてください。 (Shigeo) ![]() #
by tcstudio10
| 2010-03-29 22:46
ブログで、時折、洋画の状態の観察のコツをお伝えしています。コレクターの方々に取っては、ちょっと「怖い話」ですよね。お持ちの作品を一度ご自分でも確かめてみてください。わざわざ専門家に見せなくても、ある程度の予防や、対策の指針になります。洋画の状態からお伝えしていますが、版画や日本画、または額の状態等、順次お伝えできればと考えております。
まずは「洋画、油彩画」。そして支持体からです。支持体から絵具層やワニスに関する事など、ブログでお伝えできる範囲ですが進めていきたいです。支持体は絵を支えている部分。カンバスでいう、木枠や麻布、板絵でいう板の部分です。絵はその上に描かれていますから。ところが絵によっては支えているはずの布や板より絵具が分厚い作品もあります。絵具か、カンバスや板のどちらが支持体?か分からないようなケースもあります。 さて今日のケースは、酸化した麻布です。物質の酸化は免れません。仕方ないかもしれない。とくに絵は経年に寄って傷みます。写真の麻布は、50〜60年以上は経っているでしょう。指で簡単に破けるほどの強度になってしまいました。焦げ茶に変質した麻布です。さらにタックス、これは布を張り込んでいるクギですね、これも酸化して錆びています。錆びた物を放っておいていいはずがありません。やがて布地に影響を与え、布も破れてしまうかもしれません。酸化した麻布も、張りの緩みや木枠擦れなども招きます。このような症状を発見したら、まず要注意。(Yoshin) ![]() #
by tcstudio10
| 2010-03-29 10:41
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